脊柱管狭窄症でも痛くない!?

こんにちは!!横須賀中央駅隣にある県立大学駅前うみかぜカイロプラクティック院長の玉田です。今日は病院でMRI検査を行なって「脊柱管狭窄症」と診断された方に向けてお話します。

MRI脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは脊柱管という神経(脊髄)が通る管(くだ)が狭くなってしまい神経が圧迫されることで痛みやしびれが生じると説明されます。

脊柱管狭窄症画像

脊柱管が狭窄されてしまう原因としては、黄色靭帯などの靭帯が肥厚したり、椎間板ヘルニア、骨棘、腫瘍など、加齢に伴う退行性変性と言われています。

あなたも病院でこのような状態の写真を見たらとても不安になられたかと思います。しかしご安心ください!!

近年の脊柱管狭窄症の研究によれば、このような画像上の異常と痛みとの関連性は低いことがわかってきました。

脊柱管狭窄症の研究

参考研究(Brinjikji 2015

変性

このデータは【痛みがない人】を対象とした研究ですが、この表からもわかるように年代が増すごとに脊椎の構造異常は増えています。
早い段階では20代から椎間板の変性が始まり、80代、90代では9割近くが変形はありながらも無症状なのです。よって脊椎の変性は通常の加齢変化と言えます。

日本でも同様なMRIを使った研究があります。

日本の脊柱管狭窄症の研究

和歌山県に在住されている49歳以上(平均66.9歳)938名をMRIを使って脊椎の状態を調べてみると、中等度以上の脊柱狭窄が77.9%に見られ、そのうち痛み等がある有訴率はたった「9.9%」でした。多くの場合、MRIの画像上は脊椎の変性や神経の圧迫、椎間板の膨隆が見つかりますが、必ずしも痛みがあるとは限らないことがこれらの研究からわかります。

なので、もしあなたがご自身の変形した骨や神経圧迫を画像で見たとしても安心してください。多くの場合、違った痛みの原因があります。

うみかぜカイロプラクティックでは病院とは違った脊柱管狭窄症に対するアプローチを行なっておりますので、もし病院の検査で「脊柱管狭窄症」と診断され不安になられている方や手術を考えておられる方がいましたら、
一度当院にお越し頂き、あなたのお困りの症状をお聞かせください。
きっとお役に立てられるかと思います。

病院との違い

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