本当にヘルニアが腰痛の原因なのか?

こんにちは!!横須賀中央駅隣にある県立大学駅前うみかぜカイロプラクティック院長の玉田です。今日は最近新患さんで多い「椎間板ヘルニア」についての誤解についてお話致します。

椎間板ヘルニアの解剖図
『今日の健康 腰痛』引用

あなたが腰が痛くて病院に行くと、きっとまずは腰のレントゲン・MRIを撮ることでしょう。そして先生はあなたに向かって「ここの骨と骨が狭くなって神経を圧迫しているので痛いのでしょう」と言うかもしれません。

椎間板ヘルニアとは背骨の骨と骨の間にある椎間板というクッションが押されて膨らんだり、椎間板のなかにある髄核と呼ばれるゼリー状の物質が飛び出た状態のことを言います。

多くの病院の先生方はこの画像上の椎間板ヘルニアを見つけて、それを痛みの原因と考えますが、実はヘルニアが痛みの原因とは言えないことが海外の研究で分かってきました。

ヘルニアがあっても痛くない人がいる

この写真は地域の腰痛調査のために画像を撮ったものですが、この方は日常生活では痛みなく生活されている方ですが、腰椎に3か所大きな椎間板ヘルニアがあり、特に腰椎3番目と4番目の間にあるヘルニアはかなり神経を圧迫していることがわかります。しかしこのような状態でも日常生活では無症状なのです。

またこのようなことはこの方だけではありません。

この海外の研究では腰に痛みがない方の4人に3人は何かしらの椎間板の異常があることがわかります。

また同じような研究ですが、

こちらの研究でも痛みがない無症状の方々にも歳をとるにつれて椎間板の構造異常が増えていきます。40代では50%の方が椎間板が膨隆し、70代では77%が構造異常が見受けられます。何度も言いますがこのような構造異常は痛みがなくても当たり前にあるものなのです。

病院で『椎間板ヘルニアですね』と言われても安心してください。!!

うみかぜカイロでは病院とは違った痛みの見方で椎間板ヘルニアにアプローチします。

ぜひ1度あなたのお困りの症状をお聞かせください。きっとお役に立てられると思います。

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