ブロック注射をしても効果がなかったヘルニアの改善症例(逗子市在住50代男性)
こんばんは!!うみかぜカイロの玉田です。今日は「椎間板ヘルニア」の改善報告です。逗子市在住の50代男性の方です。まずは施術のご感想をお読みください。
当初は一番ひどい時は数メートルしか歩けない状態で病院でヘルニアと診断されました。ブロック注射などもためしましたがよくならずどうしたらよいのだろうかという時にこちらを知り通うようになりました。結局ヘルニアが原因ではなく筋肉のこりからくる痛みだとわかり1か月で信じられないくらいよくなり今では1時間歩いても大丈夫なくらい回復しました。こちらを知らずにリリカ・トラムセットをのみ続けていたらと思うとちょっとこわいです。(50代男性 ヘルニア 逗子市在住)
個人の感想で結果を保証するものではありません
なぜ3回もブロック注射をしても効果がないのか?
半年前からなんとなく違和感を感じていたが、去年の年末に症状が悪化して、数メートルも歩けなくなり、整形外科にて、ブロック注射を打ってもらったが一向に良くならず、その後、リリカ・トラムセットを飲み続けていました。
うみかぜカイロ初診時はお尻から太ももの外側がかなり過敏な状態になっており、うつ伏せに寝ているだけでしびれを感じているようでした。
病院での診断は「椎間板ヘルニア」による痛み・シビレとのことでしたが、ほとんどの場合、痛みの原因は「ヘルニア」ではありません。
痛みの質を考えてみましょう
痛みには侵害受容疼痛(炎症含)という末梢の痛みの現場からの痛みの入力以外にも、神経障害性疼痛(いわゆる神経痛)、末梢からの痛み入力がなくても感じる情動的な痛み、痛みを抑える働きの低下による痛み(中枢機能障害性疼痛)などがあります。そして単独の痛みではなくこれらが複合していて、痛みの質は患者さんそれぞれに異なるのです。
今回の患者さんの場合、炎症の兆候はありませんでした。ただし、うつ伏せの安静時にもお尻から太もも外側にかけてしびれが生じていました。またお尻・太もも外側の筋肉はかなり過敏な状態で軽く押すだけで強い痛みを感じていました。神経障害性疼痛の兆候はありませんでした。今回の症状はリリカの作用機序にはあてはまらないので効果はうすい可能性が高いです。
また本来ブロック注射は局所麻酔薬ですから侵害受容性疼痛であれば、痛みの現場に的確にあたれば、痛みの軽減が望めるはずです。
その作用機序は電位依存性ナトリウムチャネルをブロックすることにより、ナトリウムチャネルの流入を防ぎ、活動電位を発生させないようにします。
ブロック注射が効かない理由は、注射を打った場所が痛みの現場・通り道ではなかったか、そもそも侵害受容性疼痛の割合が低いのか。
2回目の施術時患者さんが「これは治りますね!!」とおっしゃった。治る確信が出たんでしょう。
患者さんが考えていた痛みに対する認知が変わりました。
ずっと「ヘルニア」が痛みの原因だと思わされていた痛みが実はそうではなかった。
不安から安心に変わりました。
治る希望が湧いてきました。
見事に痛みの認知が「治る思考」に変わりました。
結果、数メートルしか歩けなかった状態から1時間も歩けるまでにリカバリーしました。
『リリカ・トラムセットを飲み続けていたらと思うとちょっとこわいです』患者さんのお言葉です。
薬の服用を否定しているわけではありません。作用機序に沿った処方なら問題ないですが、たいていの場合は見当違いな処方です。
リリカの作用機序はご存知ですか?
ロキソニン・リリカ・トラムセット・サインバルタなどを服用しても改善しない痛みでお困りの方はぜひ1度うみかぜカイロにお越しください。お話をしっかりお聞きして、あなたの痛みの質を検査します。
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